「作品を作るということは、どこか、呼びかける行為に似てはいないだろうか」
本展はこのような問いから始まりました。
その呼ぶ声は、どこへ向かうのでしょうか。私たちは自分自身の身辺にある、存在「そのもの」や、目に見えないけれども「在る」と感じられるものへ向けて、呼ぶことを試みます。作品を作るということは言わば「声」であり、呼びかけること、目に見えるものに創造しようとする中で、対象は初めて、ようやく姿を見せるのかもしれません。
世界のどんな細部も変化をやめず、人もまた変わって行きます。だからこそ、呼びかける声はあらゆるものに向かいます。その時々の一瞬、そして流れの中に晒されながら在るものに気づき、捉えるために、私たちは呼び続けるでしょう。
ここに集まる21の作品は、作家それぞれの呼びかけなのです。
多摩美術大学大学院油画研究領域 有志修了制作展
「 呼ぶ、呼ぶ、呼ぶ 」
会期:2013年3月10日(日)ー 3月17日(日) 11:00−19:00
ゲスト:髙木大地(画家、多摩美術大学大学院2010年修了)
鈴木星亜(画家、多摩美術大学大学院2012年修了)
3月16日(土)16:00ー トークセッション
ゲスト:松浦寿夫、林道郎
松浦 寿夫(まつうら ひさお)
画家、美術評論家。1954年生まれ。『ART TRACE PRESS』責任編集者。
東京外国語大学教授。著書(共書)『絵画の準備を!』 朝日出版社
林 道郎(はやし みちお)
美術評論家。1959年生まれ。 『ART TRACE PRESS』責任編集者。
上智大学国際教養学部教授。
著書『絵画は二度死ぬ、あるいは死なない』ARTTRACE出版
■オープニングパーティ
3月10日(日)16:00ー■関連イベント
3月13日(水)17:00ー 卒業生と座談会ゲスト:髙木大地(画家、多摩美術大学大学院2010年修了)
鈴木星亜(画家、多摩美術大学大学院2012年修了)
3月16日(土)16:00ー トークセッション
ゲスト:松浦寿夫、林道郎
松浦 寿夫(まつうら ひさお)
画家、美術評論家。1954年生まれ。『ART TRACE PRESS』責任編集者。
東京外国語大学教授。著書(共書)『絵画の準備を!』 朝日出版社
林 道郎(はやし みちお)
美術評論家。1959年生まれ。 『ART TRACE PRESS』責任編集者。
上智大学国際教養学部教授。
著書『絵画は二度死ぬ、あるいは死なない』ARTTRACE出版
TURNER GALLERY(ターナー色彩(株)東京支店)
〒171-0052 東京都豊島区南長崎 6-1-3 1F・3F・ 4Fスペース
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tel:03-3953-5155
■本展出展者21名によるドローイングのリレーをtwitterで始めました。
https://twitter.com/yobu_yobu_yobu